2012年10月8日月曜日

第20回:柴燈護摩火渡り修行(神崎町)

2012年10月8日

第20回は神崎町の『柴燈護摩火渡り修行』へ行ってきました。


今回ご案内してくださったのは、共栄ワーキング専門委員の青野委員です。

 
=昼食の様子=



まずは青野委員のお宅へお邪魔しまっすー♪

青野委員はご自宅の敷地内にある築約60年の古民家に

「とまり木」と名付け、一般の方への貸し出しを行っているんです。

この「とまり木」の由来は、
『鳥が羽を休めるように、ちょっとゆっくりしてリフレッシュしてほしい』という
想いが込められているそうです。

お庭には池や川があったり、たくさんのお花などが咲いているんです。

お邪魔した時は柿の実がたっくさん生っていました!

3月の酒蔵まつりでお邪魔した時、
みんなでわいわいしてすごく楽しかったのを思い出しました。

第13回:発酵の里こうざき酒蔵まつり2012』の記事です。


 

土間のあるお宅、本当にステキですよね☆

「とまり木」では、いろいろな催し物を行っているそうです。


次はどんな企画があるんだろ…?♪

みなさん、「とまり木」要チェックですよ!!!




そうこうしていると、外から何やら掛け声が聞こえてきました。

外へ出てみると…






目の前にはこんな行列が!!!

お清めの儀式を行った修験者たちは、

JR下総神崎駅で出立式を執り行ってから町内を練り歩くそうなんです。

その行列をちょうど青野さんちの前で見ることができました。


 

この行列の後ろには、一般の方もたくさん。

なので、私たちももちろん後をついていきますよー!



と、ここでこの行事についての説明を!

この柴燈護摩火渡り修行は、

大日山神崎寺で行われる真言密教の修行の1つで、
燃え盛る炎の中を山伏の僧が裸足で通り抜けから
信徒や見物をしている方たちも
家内安全や無病息災を祈念して渡るというものです。

写真では何回か見たことがありましたが、実際に行くのは今回が初めて!

裸足で火渡り………??

うぅぅん、聞いただけでなんか非常にドキドキしちゃいますよねぇ…^^;

さて、私はこの火渡り修行をするのでしょうか!?!?



と、ちょっと歩くと甘酒の無料配布を発見!!

さっそく行列から離れてしまいました^^;

そして、もちろん甘酒をいただきまっすー♥

 

こちらの平甚さんでは、お酒などを取り扱っています。

甘酒、ごちそうさまでした☆彡

おいしかったからもっと飲みたかったなぁ〜!




行列は、神崎神社で法楽をあげたのち、
寺田本家で鎮守法楽の柴燈護摩を勤修し、
その護摩の炎で加持したもち米でお餅つきを行います。


が、私たちは寺田本家さんの前に出ていた出店を見学。

 
寺田本家

 
神山酒店の神山さんとパシャリ☆

 

お店がたくさん出ていて、おいしそうなものがたっくさん♡

かなーーーり賑わっていました!


お店の他にもステージがあって、そこでは生ライブが行われていました。

 

 

↑このステージの枠組みは竹でできているんです!

天気も良くて、野外フェスにきたような気分を味わえました^^♪

椅子も用意されていたので、
みなさん、ゆっくりと音楽とおいしいものを楽しんでいました。


そして、寺田本家さんに戻りましたが、時すでに遅し…。

 

間に合わなかったぁ…(涙



さて、いよいよ火渡り修行が始まります。

場所は利根川河川敷に設けられた道場。

ホラ貝や掛け声と共に行列が入ってきます。

 

会場は見物客やカメラマンで大賑わいです。

 

道場の中央には、こんなに高く大きく積まれた薪の山。

 

 

ここに火がつけられると、

まずはこのようにあたり一面が煙に飲まれます。

 
↑煙の渦に飲み込まれる直前の図



炎もこんなにすごい!

今まで生きてきた中でこんなに大きな炎を見たのは初めて!!!

初めてこんなに大きな炎を見たので、びっくりしちゃいました^^;

とにかく熱い!!

 

 
↑あまりの炎の大きさに避難の図



炎が鎮火してくると今度は護摩をくべ始めます。

 

 

まずは住職が釜で煮えたぎったお湯を榊で自分にかけ始めました。

めちゃくちゃ熱いでしょ!!

これには本当にびっくりしました(汗


そして、祈念によって浄火となって炎の上を

住職を始め、続々と渡っていきます。

 

 

さて、この次はいよいよ一般の方の火渡り修行がスタートです。

その場にいた見物客の8〜9割の方が列に並んでいてびっくり!!

最初は見学だけで私はやらないつもりだったんですが、
「これは私もやらなくては!!!」

そんな気分になってちゃっかり列に並んじゃいました。



裸足になってどきどきしながら待っていると、すぐに順番がまわってきました。

 

緊張しながら前に進みます。


 

渡る直前、気合を入れてくれました!

 

恐る恐る炎の中へ。

足元の感想はと言うと、、、?

これは是非実際に行かれて修行をしてみてください!

修行した者のみぞ知る!!!ですよ!

ただ、思った以上に煙かったです^^;


火渡り修行を終えると、お守りをいただくことができます。

お守りをもらえるなんて思ってもいなかったので、とっても嬉しかったです。

なんか勲章みたいですね☆


 

小さなお子さんからお年寄りの方まで皆さん火渡りをされていました。

なので、来年は行ってみようと思った方は

是非ご家族で参加してみてください!

あの煙や炎の渦巻く音やその場の張りつめた雰囲気、
実際に行ってみないとわからないことや伝わらないことがたくさんあります。


あと、見物する場所はよーく考えてくださいね。

風下にいたので服が煙臭くなりました…。


また、同じ河川敷では、コスモスが見頃を迎えており、
無料のコスモス狩りや、サッパ船乗ること(こちらは有料)もできるんです!!

1つの会場でいくつものイベントがあるっていいですよね。

お得◎ニジュウマル




ということで、私の人生初修行体験はおしまい!

次回、第21回は多古町の『牛尾の蛇祭り』に行ってき☆まっすー♪



【おまけの写真】
 
神崎寺のご住職&青野さんと!

 
梵天と護摩豆腐といただいたお守り